編者 |
アンバー・リンカーン ジェイゴ・クーパー ヤン・ピーター・ローレンス・ルーヴァース |
訳者 | 蔵持不三也 |
発売日 | 2024年2月16日 |
ISBN | 978-4-86498-108-8 |
体裁 | B4変型判・上製・320ページ・フルカラー |
定価 | 本体15,000円+税 |
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内容
過酷な気候のもとで持続可能な世界を切り開いてきた極北の人びとは、先史時代から今日に至るまで、どのように暮らしてきたのか。
彼らのレジリエンス(回復力・適応力・弾力性)はどこから生まれたのか。
動植物と共存するための狩猟採集の方法や食事、衣服の工夫、住まい、信仰まで、豊富な図版と共に説く。
地球温暖化に対するための手がかりとメッセージーー
彼らのレジリエンス(回復力・適応力・弾力性)はどこから生まれたのか。
動植物と共存するための狩猟採集の方法や食事、衣服の工夫、住まい、信仰まで、豊富な図版と共に説く。
地球温暖化に対するための手がかりとメッセージーー
目次
第1章 極北の気候変動
極北の気候変動経験
「アティギ・シラパート」
アラスカ・イヌイットの食糧主権:狩猟文化の視点から
極北の気候変動経験
「アティギ・シラパート」
アラスカ・イヌイットの食糧主権:狩猟文化の視点から
季節ごとの生活
周極北における動物たちとの関係
サハ人の夏祭り
トナカイ飼育・牧畜民とその移動
第3章 天候とともに生きる
生業としての狩猟における天候の利用
自分のアマウトを作る
ナルアの加工:もっとも繊細なアザラシ皮
第4章 極北の祖先たち
最初期の極北移住者たち
9000年前のシベリア極北圏:ジョホフ島
北米極北圏の最初期の人びと
沿岸部への焦点
北米最古の極北文化
鉄器時代の西シベリア北部:交易、輸入品、新しい思考
9-11世紀のプヌク/ビルニーク空白期間
レジリエンスのある極北
急速な変化
ロシアの植民地政策
南方人の野心
ベーリング海峡での交易
ロシア極北圏の変化と開発:民族誌学的知見の地平拡大
シャーマン仮面
極北の統治
レジリエンスのアート
変貌する世界での氷との共存
歴史を集める
原注
参考文献
索引(約400項目)
編者
アンバー・リンカーン(Amber Lincoln)
大英博物館アフリカ・オセアニア・アメリカ大陸部門アメリカ・セクション学芸員。
大英博物館「極北:文化と気候」展主任学芸員。
大英博物館アフリカ・オセアニア・アメリカ大陸部門アメリカ・セクション学芸員。
大英博物館「極北:文化と気候」展主任学芸員。
ジェイゴ・クーパー(Jago Cooper)
大英博物館アフリカ・オセアニア・アメリカ大陸部門アメリカ・セクション主任学芸員。
ヤン・ピーター・ローレンス・ルーヴァース(Jan Peter Laurens Loovers)
大英博物館「極北:文化と気候」展プロジェクト学芸員。
アバディーン大学名誉リサーチフェロー。
訳者
蔵持不三也(くらもちふみや)
1946年、栃木県今市市(現日光市)生まれ。
早稲田大学第一文学部卒。
パリ第4大学(ソルボンヌ校)修士課程修了。
パリ高等社会科学院博士課程修了(歴史人類学・ヨーロッパ民族学専攻)。
早稲田大学人間科学学術院教授、モンペリエ大学客員教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授、博士(人間科学)。
1946年、栃木県今市市(現日光市)生まれ。
早稲田大学第一文学部卒。
パリ第4大学(ソルボンヌ校)修士課程修了。
パリ高等社会科学院博士課程修了(歴史人類学・ヨーロッパ民族学専攻)。
早稲田大学人間科学学術院教授、モンペリエ大学客員教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授、博士(人間科学)。
著者等略歴は刊行当時のものです。