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愚者と民衆文化
中世フランスの歴史人類学

愚者と民衆文化 中世フランスの歴史人類学

著者 蔵持不三也
発売日 2024年10月10日
ISBN 978-4-86498-114-9
体裁 A5判・324ページ
定価 本体6,500円+税

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内容

愚者たちが仕掛けた“笑い”とその意味。
愚者たちはそれぞれのステージで多様な笑いを創作し、場の感興を盛り上げながら人びとを笑わせ、自分を笑う者を笑った。
そして、ときに埒もない、ときにグロテスクなまでのこの笑いの往還から、はたしていかなる文化が生まれたのか。
そもそも社会はなぜ彼らを必要としたのか。

主要目次

はじめに

第1章 愚者の風景

第2章 愚者劇

第3章 道化の世界

第4章 愚者の祭り

第5章 愚行結社

終章 愚者の文化

あとがき/引用・参考文献/註/索引

著者

蔵持不三也(くらもちふみや)
1946年栃木県今市市(現日光市)生まれ。
早稲田大学第一文学部卒。
パリ第4大学(ソルボンヌ校)修士課程修了。
パリ高等社会科学院博士課程修了(歴史人類学・ヨーロッパ民族学専攻)。
早稲田大学人間科学学術院教授、モンペリエ大学客員教授を経て、現在早稲田大学名誉教授、博士(人間科学)。
著書・訳書多数。
著者等略歴は刊行当時のものです。