図説
ヴァイキング時代百科事典

8世紀末に始まったヴァイキングによる襲撃。
広範囲にわたる彼らの活動は、ヨーロッパの歴史において、重要な、時に決定的な役割を果たした。
東はロシア、コンスタンティノープル、バグダード、西は西ヨーロッパ沿岸全域、さらにはイタリアや北アフリカまで、世界中に活動の跡を残したヴァイキング。
彼らの社会・生活、歴史、法、習慣、産業、芸術、文学、神話、宗教、民間伝承などから、その本当の姿に迫る、〈ヴァイキング時代〉を包括的に描く画期的な事典！

ジョン・ヘイウッド（John Haywood）
ランカスター大学歴史学科名誉リサーチフェロー、英国王立歴史学会正会員。
著書に『世界の民族・国家興亡歴史地図』（柊風舎）、『ヴィジュアル版 世界古代文明誌』（原書房）、『ケルト歴史地図』（東京書籍）、The Penguin Historical Atlas of the Vikingsなど。

伊藤盡（いとうつくす）
信州大学人文学部教授。
慶應義塾大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
専門は中世英語・北欧語文献学。
著書に『指輪物語 エルフ語を読む』、訳書に『指輪物語 フロドの旅「旅の仲間」のたどった道』、監修書に『J. R. R. トールキン 世紀の作家』など。

村田綾子（むらたあやこ）
翻訳家。
訳書に『ビジュアル版 世界のお祭り百科』、『世界記憶遺産百科』（ともに柊風舎）、『生物45億年の物語 ビジュアル版大年表』（朝日新聞出版）など。