著者 | ピータ・ドイル |
監訳者 | 竹村厚士 |
発売日 | 2014年10月7日 |
ISBN | 978-4-86498-016-6 |
体裁 | B4変型判・224ページ |
定価 | 本体8,500円+税 |
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内容
国家総力戦の本質に迫る。
目次
第一章 戦争の準備
人口と国力/連合国の軍事力/枢軸国の軍事力/主要国の海軍力/ヨーロッパにおけるソ連軍/日本と日中戦争/アメリカ軍の増強/武器貸与/主要国における軍需品生産/ボレロ作戦/武装親衛隊:外国人の義勇兵と徴集兵
第二章 陸の戦い
ポーランド侵攻/フランスの戦い/ダンケルク:ダイナモ作戦/クレタ島の戦い/マレー侵攻/バルバロッサ作戦/東部戦線におけるヒトラーの同盟国/戦車兵力:リビア砂漠/第二次エル・アラメインの戦い/スターリングラード:第6軍の壊滅/イタリア侵攻/モンテ・カッシーノ:ポーランドの十字勲章/クルスクの戦い:ツィタデレ作戦/ディエップへの奇襲/ノルマンディー:兵力の比較/D-ディ:死傷者と長所/ポーランド国内軍/マーケット・ガーデン作戦/バルジの戦い/コヒマの戦い/太平洋の島々を巡る戦い/2つの世界大戦において損失の大きかった戦い、上位10個
第三章 兵器と革新
バトル・オブ・ブリテンの航空機/連合国と枢軸国のライフル銃/ヒトラーの戦艦/戦車/砲兵隊/特殊作戦執行部/ホバーツ・ファニーズ/パンツァーファウスト/対戦車砲/V-1飛行爆弾/太平洋戦争における艦上戦闘機/連合国軍の揚陸艦/ドイツ軍の実用ジェット機/神風特別攻撃隊/”ファットマン”と”リトルボーイ”:原子爆弾
第四章 空の戦い
バトル・オブ・ブリテン/ロンドン大空襲/ドーリットル空襲/マルタ島爆撃/ドイツの爆撃/アメリカ軍による日本本土爆撃/2つの世界大戦におけるエース・パイロット、上位5人
第五章 海の戦い
メルセルケビール海戦/タラントの戦い/真珠湾攻撃/大西洋の戦い/PQ17船団の損失/潜水艦の損失/ミッドウェー海戦/ビスマルク追撃戦
第六章 損失
戦争捕虜/戦傷と病気/死傷者/国民突撃隊/ポーランドのゲットー/ホロコースト
参考文献/索引
著者
主に地政学的な見地から両世界大戦を研究するイギリスの軍事史家。
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン客員教授。
戦争の遺産に関する超党派議員連盟の共同幹事。
監訳者
1966年、神奈川県横浜市生まれ。
一橋大学経済学研究科博士課程単位修得退学。
現在、武蔵野大学客員研究員。
専門はフランス軍事史。