著者 | 福井勝義 |
発売日 | 2018年4月20日 |
ISBN | 978-4-86498-053-1 |
体裁 | A5判・上製・440ページ |
定価 | 本体6,500円+税 |
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内容
日本からほぼ消滅した農耕様式である焼畑。
高度経済成長期、高地の山村でおこなわれていた焼畑の実態と、焼畑に支えられるむらの社会生活を内部まで描いた貴重な記録。
環境破壊の原因とされていた焼畑農耕の本質を明らかにした代表的論文を併載。
高度経済成長期、高地の山村でおこなわれていた焼畑の実態と、焼畑に支えられるむらの社会生活を内部まで描いた貴重な記録。
環境破壊の原因とされていた焼畑農耕の本質を明らかにした代表的論文を併載。
目次
序にかえて
I 焼畑のむら
第1章 最終のむら
第2章 自然の把握
第3章 焼畑のくらし
第4章 生活の分析
第5章 むらを生きる
第6章 憑きもの現象
第7章 つきあいの原理
第8章 むらの展開
あとがき
II 焼畑農耕の普遍性と進化――民俗生態学的視点から
1. 焼畑とはどんな農耕様式なのか
2. 焼畑の5つの特徴
3. 焼畑農耕の進化
解説1
アンコール クメールの栄光の都
焼畑をする最後のむら・椿山の貴重なエスノグラフィー
解説2
焼畑の核心を突いた記念碑的研究
著者
福井勝義(ふくいかつよし)
1943年、島根県生まれ。
京都大学大学院農学研究科中退。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手、国立民族学博物館助教授、同教授、京都大学総合人間学部教授、同大学院人間環境学研究科教授を歴任。
農学博士。
専門は文化人類学、社会生態学。
日本および東アフリカにおける焼畑、半農半牧、牧畜社会での綿密なフィールド調査をもとに、人間と自然との関係を生涯をかけて追究した。
とくにエチオピア西南部の牧畜民ボディの研究は、認識人類学のひとつの金字塔とも評される。
共同研究や国際シンポジウムを数多く主宰し、日本ナイル・エチオピア学会の設立に尽力した。
2008年4月26日逝去。
1943年、島根県生まれ。
京都大学大学院農学研究科中退。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手、国立民族学博物館助教授、同教授、京都大学総合人間学部教授、同大学院人間環境学研究科教授を歴任。
農学博士。
専門は文化人類学、社会生態学。
日本および東アフリカにおける焼畑、半農半牧、牧畜社会での綿密なフィールド調査をもとに、人間と自然との関係を生涯をかけて追究した。
とくにエチオピア西南部の牧畜民ボディの研究は、認識人類学のひとつの金字塔とも評される。
共同研究や国際シンポジウムを数多く主宰し、日本ナイル・エチオピア学会の設立に尽力した。
2008年4月26日逝去。
著者等略歴は刊行当時のものです。