著者 | ローリック・エヌトン |
地図製作者 | ピエール・ゲ |
訳者 | 蔵持不三也 |
発売日 | 2024年6月25日 |
ISBN | 978-4-86498-110-1 |
体裁 | B5変型・169ページ/フルカラー |
定価 | 各巻 本体6,500円+税 |
オンライン書店
内容
戦争、奴隷問題、人種・民族差別とマイノリティ迫害、経済的・社会的格差、宗教的・政治的対立、世界を席巻したアメリカン・カルチャーからアメリカン・デモクラシーの脆弱さを露呈させたトランプ現象まで…
16世紀から現代までの500年にわたるアメリカ合衆国の歴史を、さまざまなデータと100点以上の地図で詳細に跡づける。
16世紀から現代までの500年にわたるアメリカ合衆国の歴史を、さまざまなデータと100点以上の地図で詳細に跡づける。
目次
序文
植民地から共和国へ
北米先住民の世界/アメリカ大陸、インド航路上の障害/ヨーロッパ人の定住、1650年頃/ヨーロッパ人の定住、1680年頃/1750年当時の人口構成/1750年当時の植民地経済/奴隷制と奴隷売買/帝国間の対立、1690-1763年/革命、1763-83年/新しい国家ーー憲法制定の課題/抑制できないが組織化された拡大、1780-1800年
若いアメリカ
大陸の征服/国家の確立、1812-20年/マニフェスト・デスティニー、1840-50年/コミュニケーション・ネットワーク、1820-60年/不均等な人口増、1820-60年/木綿王、1820-60年/涙の道、1830-40年/ヨーロッパ人の大量移住、1830-60年/1850年代ーー分離のエスカレート/1860年ーー南北戦争へ/南北戦争、1861-65年/西部開拓、1860-1900年/発展の危機ーー都市化と産業化、1880-1910年/帝国主義の誘惑ーー大国?、1880-1910年
アメリカの世紀
「ラ・ファイエット、わたしたちはここにいる!」ーー第1次世界大戦/「もとに戻る?」ーー1920年代の経済発展/都市化とその危機、1910-30年/黒人の大量移住、1916-45年/大恐慌とニューディール政策、1929-41年/第2次世界大戦、1941-45年/1950年代ーー繁栄の幻影/1960年代ーー異議申し立ての嵐/凋落と再生ーー大いなる再編/新しい政治の時代か?/たえず動く地理/アメリカン・ドリームの残滓? 諸刃の剣の例外主義/「カリフォルニア化」は不可避か?
本書関連の州略記
付録
アメリカ史年表/参考文献/索引/訳者あとがき
著者
ローリック・エヌトン(Lauric Henneton)
サン=カンタン=アン=イヴィリヌ大学准教授。
アメリカ合衆国研究者で、大西洋史サマー・アカデミーの共同創設者・指導者でもある。
著書に『アメリカン・ドリームの終焉?』(O・ジャコブ、2017年)、『ドナルド・トランプが挑むアメリカン・ドリーム』(編著、ヴァンデミエール、2020年)など。
サン=カンタン=アン=イヴィリヌ大学准教授。
アメリカ合衆国研究者で、大西洋史サマー・アカデミーの共同創設者・指導者でもある。
著書に『アメリカン・ドリームの終焉?』(O・ジャコブ、2017年)、『ドナルド・トランプが挑むアメリカン・ドリーム』(編著、ヴァンデミエール、2020年)など。
地図製作者
ピエール・ゲ(Pierre Gay)
フリーの地図製作者でグラフィック・デザイナー。
広告や新聞向けの旗章・紋章などを手がけ、児童書の著者・イラストレーターでもある。
フリーの地図製作者でグラフィック・デザイナー。
広告や新聞向けの旗章・紋章などを手がけ、児童書の著者・イラストレーターでもある。
訳者
蔵持不三也(くらもちふみや)
パリ高等社会科学研究員博士課程修了。
早稲田大学名誉教授。
著書に『奇蹟と痙攣』(言叢社、2019年)、訳書にデルフィヌ・パパン編『ロシア地政学地図』(柊風舎、2023年)、アンバー・リンカーン他編『極北の人びとと暮らし』(柊風舎、2024年)など。
パリ高等社会科学研究員博士課程修了。
早稲田大学名誉教授。
著書に『奇蹟と痙攣』(言叢社、2019年)、訳書にデルフィヌ・パパン編『ロシア地政学地図』(柊風舎、2023年)、アンバー・リンカーン他編『極北の人びとと暮らし』(柊風舎、2024年)など。
著者等略歴は刊行当時のものです。